今日の現場は木材の『墨付け』です。
墨付けとは、大工職人が木材に加工するための目印をつけることです。
1本1本、木材のねじれや曲がりが無いかを確認し墨汁で印を付けます。
そして、この目印に合わせて木材を加工(刻み)します。
最近ではプレカット加工という、すべて機械で加工してしまうやり方が主流ですが、
弊社では現場に合わせて臨機応変に対応しています。
墨付けでは、大工道具『さしがね』という定規を使い加工する線を付けていきます。
墨付けした目印を軸に加工するためとても重要な作業です。
手早く墨付け作業を行う大工さん・・・熟練の技、経験でしょうか、
「図面は頭に入ってるし、頭の中では立体的に出来てるよー。」
と言ってました(゚д゚)!
プレカット加工が主流の今、技術を教えられる大工が減り、大工になりたい!と
技術を受け継ぐ若者も少なくなっています。
弊社では、この貴重な大工技術を守り、継承していけるよう今後も多くのことを
お伝えしていきたいと思います!
ブログ担当:杉本